マリッジリング『Era』（エラ）は、
時代という意。
「永遠に受け継がれるもの」
オーダーして下さったのが
私の友人でもあり
私が学ぶ心理学の先輩でもあるお客様です。
ご自身のビジネスをどんどん軌道に乗せながら
ご主人とも本当に仲が良く
日々を大切に過ごされています。
そして、そんなビジネスを通して
お客様にご自身の思いや技術を
惜しみなく伝えておられる姿を想い浮かべ
『Era「永遠に受け継がれるもの」』と
名付けさせて頂きました。
昨年の春にご夫婦で神戸へ旅行で来られ
ご注文下さいました。
イメージは、シンプルかつ
トリコロールカラーがご希望でした。
シンプルでしかも
トリコロールカラーが映えるデザイン。
そちらをヒントに
また、お客様の雰囲気やお持ちのイメージ
考え方など色々思いめぐらせ出来上がった
デザイン案をお送りしました。
その中から一つ
お好きなデザインを選んで頂きました。
選んで頂いたのがこちらのデザイン。
それを今回はRhinocerosで3Dデザインに起こします。
その作業は、今回は3Dデザインの専門の方に
依頼して作って頂きました。
私の描いたデザイン画を元に
立体的にして頂きます。
平面の図を立体にする依頼を
メールの文章とデザイン画のみで
お伝えするのですが、
これがなかなか伝わりづらいことが
今回、とても学びになりました。
私の頭の中に思い描くイメージを
言葉に変えてお伝えし、
それを形にして頂く。
単純な様で、言葉足らずや
表現力の少なさに
かえってお手間をおかけしました。
また、平面のものを立体にしていくと
平面では配慮しきれなかった点が出てくること。
デザインの傾きによって
石を留める台座が薄くなってしまい
強度が落ちるなど
様々な事が出てきます。
その為に傾きを少し変えるなど
注意が必要になってきます。
そんなやり取りをしながら
完成した3D画像がこちらです。
石座の傾きを変えたので
少し腕（リングのアーム部分）を
カーブさせて頂きました。
そしてその後、造型→キャスト（鋳造）の
工程を経て、最期に磨きと石留、
更に磨いて完成です。
写真を撮るのがもう少し上手なら
実物はこの画像の何倍も綺麗なのですが
これでも頑張って撮りました(^^♪
ルビーの赤とサファイアのブルーを
写真で美しく撮るのは難しです(^^;
キラキラ素敵に仕上がりました。
お客様のイメージが
シンプルでカジュアルな感じで
そんな雰囲気がお好きだと思っていましたが
実は、フリフリしたものや可愛いものが
お好きなようで
ケースもハート型の刺繍のある
可愛いケースにさせて頂きました。
お送りしたリングを
気に入って下さり
毎日、大切に着けて頂けているご様子で
大変嬉しく、感謝の気持ちでいっぱいです。
本日も最後まで
長文にお付き合い下さいまして
ありがとう、ございました。
ArtFIOREの商品は、下記ECサイトより
ご覧いただけます。